仕事の実績の書き方
忙しくても続く「写真3枚+150文字」の型【業種別の例文つき】
「いい仕事ができたから、あとでホームページに載せよう」
そう思ったまま、スマホの写真フォルダに何か月分もの現場写真が眠っていませんか。
実績が残らないのは、やる気がないからではありません。「まとめる作業」が大きすぎるからです。
この記事では、忙しい小さな会社でも続けられるように、実績を写真3枚と150文字まで小さくする方法をまとめました。
お客様からご依頼いただいた修理内容やご相談内容、そしてどのような工夫や対応によって解決したのかを記録してください。
実際に行った作業や事実のみを記載し、推測や誇張した表現は使用しないでください。
実績が続かない3つの理由
1. 「ちゃんとした事例ページ」を目指してしまう
事例紹介というと、長い文章・たくさんの写真・お客様インタビュー……と考えがちです。見本がりっぱなほど、1件目を書き始めるハードルが上がります。
2. 何を書けばいいか決まっていない
書く順番が決まっていないと、毎回ゼロから考えることになります。これが「書くのが面倒」の正体です。
3. 写真を撮り忘れる
作業に集中していると、作業前の写真を撮り忘れます。完成写真だけでは、どこが変わったのかが伝わりにくくなります。
解決策:実績を「写真3枚+150文字」まで小さくする
1件の仕事について残すのは、次の2つだけです。
- 写真3枚(作業前・作業中・完成)
- 150文字のメモ
150文字は、この記事のこの段落2つ分くらいの長さです。現場の帰りに、車を停めてスマホで打てば数分で終わります。
写真3枚の撮り方
| いつ | 何を撮る |
|---|---|
| 作業前 | 困りごとがわかる場所(汚れ・傷み・伸びた枝など) |
| 作業中 | 工夫や手間が見える場面(道具・手元・下地など) |
| 完成 | 作業前と同じ場所・同じ角度 |
撮る前に確認したいこと
- お客様に「実績として載せてもよいか」確認する
- 顔・表札・住所・車のナンバーが写らないようにする
- 書類やパソコン画面など、他人の情報が写り込んでいないか見る
150文字の書き方の型
次の4つを、この順番で書くだけです。
- 誰の:どんなお客様か(個人名は書かない)
- 何を:どんな仕事・困りごとだったか
- どう工夫したか:あなたが考えたこと・手間をかけたこと
- どうなったか:結果や次の予定(事実だけ)
いちばん大事なのは 3の「どう工夫したか」 です。ここに、あなたの仕事らしさが出ます。文章のうまさより、「何を考えてそうしたか」を1つ入れてください。
業種別の例文
※以下は書き方を説明するための架空の例です。
造園(91文字)
郊外の喫茶店さまの庭木の剪定。客席の窓から見える側を優先し、夏の西日をやわらげる高さに整えました。切った枝は当日すべて回収。作業は半日で、お店の営業を止めずに終えることができました。
会計事務所(89文字)
開業1年目の飲食店さまの記帳サポート。レシートを月末にまとめてスマホで撮るだけの流れを一緒に作り、入力の手間を減らしました。次回は、決算前の在庫の数え方を一緒に確認する予定です。
リフォーム・美容室・清掃の例文は、下の無料チェックリストに載せています。
書いたあとに気をつけたいこと
- 言い切りすぎない:「必ず」「絶対」「地域No.1」などは、根拠がなければ使わない
- お客様の言葉は本物だけ:「喜んでいただけました」と書くなら、実際に言われた言葉を使う
- 完璧を目指さない:1件目は短くても大丈夫。続けているうちに、書き方は自然にうまくなります
無料チェックリストをお配りしています
この記事の内容を、現場でそのまま使える形にまとめました。
『写真3枚と150文字でいい 実績の残し方チェックリスト』(PDF・5ページ)
- 写真の撮り方チェックリスト
- 150文字の書き方の型と、送る前のチェック
- 業種別の例文5つ
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まとめ
- 実績が続かないのは、まとめる作業が大きすぎるから
- 1件につき「写真3枚+150文字」まで小さくする
- 書く順番は「誰の → 何を → どう工夫 → どうなった」
- いちばん大事なのは「どう工夫したか」
書いた実績は、スマホのメモに置いたままでは誰にも見てもらえません。書いたものをどこに貯めて、どう見せるかは、チェックリストの最後のページでお伝えしています。